washioyaji’s blog

バドミントンサークル「アップセット」のわしおやじです。

6/24(日)また城東は酷暑なのに極寒

こんにちは。わしおやじです。再度の城東です。ここは管理はしっかりしているのですが空調が効きすぎで寒いです。なんとかなりませんかね。

練習ですが、今週もスピンを多めです。その前にウォーミングアップでフロントランジを(10×人数)本行い、フットワーク練習で「赤コーンのシャトルのせ」を行いました。おやじが今勝手に命名しましたが、なんかシェフのきまぐれ創作料理みたいな名前ですね。

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(プライバシー保護のため画像を一部加工しています)

右列にあるシャトルを左の赤コーンに移し、また戻すという、もはやバドミントン業界では名物ともいえる賽の河原の石積み系の練習です。タイムアタックで目標タイムを切るまで延々と繰り返します。もちろんシャトルが落ちたり、コーンがずれたら記録なしでやり直しです。おやじの目標タイムは18秒です。ジュニア選手は14秒だそうですが、奴らは小さいので床に近いから置きやすいんでしょうか。速いです。

スピンは「外切り」の練習をしました。最近国内で見かけないあの選手がシングルスでサービスのリターンなどでよく使っていました。難しい切り方なのですが、スピンが強烈にかかることと、ネット際におとしやすいことでとても攻撃的な技だと思います。きれいに切られるとロブが全然上がらなくて大変です。先日のトマス杯でも桃田選手の外スピンを中国のチェンロン選手がロブ一発で外に出したりしていました(動画を載せようかとおもいましたが著作権団体がうるさいので自粛)。

ファンが増えていると巷で噂のおやじの雑記です。テーマは「きみは誰と戦っているのですか?」

練習/試合をしていると、打球が自分では出ているように見えるが実際には入っている(その逆も)、ということをみなさんも経験していると思います。もちろんプレイヤーのジャッジは「コート感覚」と「周辺視野」という不確実なものなので間違いが起こる事は珍しくないのですが、近年各種競技で「ビデオ判定」や「チャレンジシステム」の出現で、きちんと注視しているはずの線審/審判の間違いが指摘されやすくなっています。上部試合での公式審判ですらこうなので、みなさんが一番よく経験する試合形式の「セルフジャッジ/相互審判」で誤審(ミスジャッジ)があるのは必定と言えます。

ここで問題なのが、『自分に有利にジャッジをするプレイヤーが少なからず存在する』ため、正しくジャッジをしている場合でも「ずるい判定をしているのではないか」と思われてしまうことです。おやじも様々な大会や練習会などでいやなお気持ちになってしまうことがありました。家庭崩壊の危機となったこともあります。この問題を完全に解決することは事実上不可能だとは思います。ですが向上心の高いみなさんのために、あえて茨の道となる解決法を提案します。

「確実にアウトでないものはすべて打ち返し、拾えなかったもの/判定が難しいものは自分に不利な判定とする」こと、そしてこれが重要なのですが、「対戦相手には同じことを求めない」こと。きわどい打球=難しい打球ですから、自身の競技力向上のためあえてラリーを長くし鍛錬の機会を増やす、相手がきわどい打球をとってくれないのなら、すこし内側の取りやすいところに打ち、きびしい返球をもらってもそれをさらに上回ってみせる。

上級コーチがジュニア選手の指導で言っていた内容+α(おやじ成分)なのですが、大人にも共通する考え方だと思います。戦うべき相手はコートの向こう側にいるのではなく、「自分自身」です(さすが上級コーチいいこと言いますね)。対戦相手は自分が上手くなるための機会をくれる稀有な存在なのです。

目先の勝利に囚われず、最終的な目標=上手くなること のために心身を鍛えていきたいですね。

 

ちびおやじ